個別指導スカイプ塾|株式会社メディア人

帰国子女にとって「国語」は鬼門か(5)

特殊ではないけど特化した指導が必要
 帰国子女諸君は普通の小中高生というお話はしましたが、先述のように日本で日本語・国語を勉強している間、英語等の学習をしていたわけですから、日本の生徒のように国語を教えるわけにはいきません。そこには、生徒の特性に応じた指導が必要です。しかも、帰国子女と一言でいっても言語環境がまったく異なる環境で育った人たちですから、国語能力も人それぞれです。ですから、本来はその人の国語能力にあった、オリジナルなカリキュラムで指導されるべきなのです。そういった意味でこの指導こそ個別に行われるべきです。つまり、帰国子女の国語指導は、当該生徒の国語力のどこにどの程度の穴があり、どこまで遡るべきかを考えながら行われなければならないのです。
 日本に勉強に来た外国人と話すと非常に日本語が達者な方が多いのに驚かされます。相当量の努力の跡がうかがえます。しかし、そういった人でも時に日本人なら子どもでもしない間違いをすることがあります。例えば「お皿を洗濯する」等。「洗う」という項目の辞書を調べたのでしょう。これと同じような間違いを帰国子女諸君でもする人がいます。こういった間違いに際し、どう指導していくか、どうしたら「洗う」と「洗濯する」の違いを適切に説明するか。それなりの工夫と研究が必要なのです。少なくともただ指摘すればよいでは済まないことは誰でもわかりますね。
(6)へ続く



このページの上へ▲
COPYRIGHT(C) MEDIA-JIN.ALL RIGHTS RESERVED.
著作権者(株)メディア人 転載・複製・頒布等禁じます。