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 個別指導スカイプ塾|株式会社メディア人

ユニークな発想を身につける

ユニークな発想がほしい 作文にしろ、小論文にしろ、ユニークな発想が重要、というのをよく聞きます。採点側には同じような答案が山となっています。そこでユニークなものがほしくなり、ユニークなものが必要です。受験に限らない一般的状況ですので、ユニークなものを生み出す力は、お子さまの一生を支えていきます。ではユニークとはなんですか。どうやって身につけますか。

模範例を暗記する?塾の先生の言う通りに書く? お子さまの国語力が低い段階にあり、志望校が高い場合などに、塾・予備校でも使うことがある短期的な方法です。たとえば、地球温暖化の問題についての小論文。これを知ってる、あれを知ってる。それをただちりばめた模範解答の暗記やこれに基づく指導です。その指導を受けた回答は、当然おのずと似てくるので、ユニークとは異なります。効果も限定的ですし、面接のようなもので確認されると、たちまち困ってしまいます。なによりも、本人の自信につながりません。大人になっても同じです。

普通の見方になる原因 同じような回答になるのはなぜかといえば、多くの場合、見たままの表面的理解が原因です。表面しか見ないで、いくら人と視点を変えようとしても、皆と同じようなことしか思いつきません。

奇抜とは違う 「ユニーク イコール 誰も考えないこと」と理解すると、表面しか見ないで、頭で考えることになります。すると、「奇抜」になりがちです。小論文としても作文としても成立しにくいですし、一般的にも、受け入れられることは少ないでしょう。

太田塾では、本人自身が、先生の質問を元に考えを深め、何度も同じ課題に先生と一緒に取り組みます。 


1.ユニークな発想はどうして必要か
 例えば200人でも400人でもいいのですが、一定の母集団に同じテーマで小論文を書いてもらいます。その採点はもちろん一枚一枚読んで行うのですが、傍で見るほど大変ではありません。確かに最初はちょっと大変なのですが、中盤以降はほぼ機械的作業に近くなります。なぜなら、最初にきちんとパターン分けして、事前に作っておいた採点基準に修正を加えれば、後はほぼ「これはこのパターンで何点」「これはこうで何点」という感じにすんでしまいます。ちょっとオーバーですが要はこういうことです。そして、自然と「どうしようもない答案」「皆がよく書くありふれた答案」「優秀な答案」という大まかに3つのグループにわけられます。それぞれの比率はおおまかに2:6:2といった感じでしょうか。ここでだいたいC→B→Aという評価がなされます。
 つまり、おおよそ20%ができの悪い答案(文章の書き方そのものができていない答案)、60%がよくある普通の答案、20%がよくできた答案です。だいたいこの割合です。何がいいたいかというと、多くの人は似たような思考をして、それではいい点はつかないということです。ある程度まとまった数の文章の採点経験がある人なら、たいてい「また、このパターンか」という経験をいつもしているはずです。
 下位20%のC評価をもらった人には、要は文章の書き方のイロハ、それこそ原稿用紙の使い方に始まり、構成をもった文章を、「てにをは」や「主述一貫」に気をつけて書くことを教えてあげれば、すぐにB評価の答案が書けるようになるでしょう。
 問題はB評価の人をいかにA評価にするか、場合によってはA評価の中でも数人しか出ないS評価(特に優れた答案)まで持ち上げることで、これは非常に大変です。そのために大きなウエートを占めるのが「ユニークな発想」なのです。

2.奇抜になってしまうと
 ここで多くの方が勘違いしてしまうことがあります。ユニークな発想とは要は人と違う発想、多くの人がする発想とは違う、言い換えれば多くの人がしない発想をすればいいわけだと考えてしまうことです。これ自体は誤った発想ではありません。ただし、だからといって、ユニークな発想を奇抜な発想と捉えてしまうことは大いなる誤りです。人とは違う奇をてらった発想、文章が評価されるわけありません。単なる色モノ、単なるア?と思われておしまいです。○ホと思われず、人があまりしない発想でなければユニークとは言えません。

 まず多くの人がする普通の見方は何かを考えます。要は多くの人は見たままの表面的理解しかしません。だから皆同じになるのです。いくら人と視点を変えようとしても、しょせ表面しか見ていませんから、皆と同じようなことしか思いつかないのです。そこで誰も考えないようなことを何もないところから考えようとすると「奇抜」になるわけです。要は「考え」がないのですね。

3.具体例入れるか?いれない方がいいかも
 例えばここに円柱形をした紅茶の空き缶に色鉛筆を入れてペン立てにしたものがあります。「あなただったらこの中に何を入れますか」と質問されたらどう答えるでしょうか。多くの方がいろいろな答え方をするでしょう。しかし、多くの人は「円柱形」「紅茶の空き缶」「色鉛筆」「ペン立て」という言葉ばかりに目がいき、その言葉から想像される範疇のものを答えるでしょう。それだと皆と同じ答えになってしまいます。だからといって、思いつきで突飛なものを答えれば単なる色モノです。

 そこで、この容器を選んだ人はなぜ「円柱形」の「空き缶」を選んだのでしょうか。他の形、例えば「円すい」「四角注」「四角すい」「球」じゃあいけなかったのでしょうか。他の素材、例えば「紙」「びん」「ペットボトル(プラスチック)」では不都合があるでしょうか。用途がペン立てにするならばこの形、素材がよいのでしょうか。では他の用途なら何がよいでしょうか…………等を考えていくのです。
 要は表面を見るのではなく、本質を見るのです。本質をとらえるためには、そのモノをどう捉えるかを考えることが大切です。そのことによってこそユニークな発想がなされるというのが私の考えです。

 つまりユニークな発想、個性的な着眼点とは、ものごとを本質的に見る力を養ってこそ可能となるのです。

 太田塾では、本人の状況に個別に応じながら、この力を養います。


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先生 紹介

太田元哉

2011年3月より小田急線 新百合ケ丘で太田個別指導塾をオープン。当初、神奈川県私立中高一貫校 元国語教諭としての実績から、国語専門塾として生徒募集。帰国子女、大学受験、小学生の作文指導などを手がける。現在は自身の育児経験を生かし、小学生など、低年齢のこどもたちの指導も行う。2005年より当サイトの運営を開始。

中央大学法学部法律学科卒、中央大学文学部文学科国文学専攻卒。私立中高一貫校教諭をへて現職。その間に中央大学大学院法学研究科民事法専攻博士前期課程修了。現在は中央大学大学院戦略経営研究科ビジネス科学専攻(経営法務分野)博士後期課程に在籍。

大学時代の予備校講師バイトでは、法学部3年のスタートから文学部卒業までの4年間で時給を3倍にアップさせ、教職とは無関係のアルバイト先(大学1年次・コンビニ)でも、新入社員の店鋪業務(発注、品出し、レジ打ち、接客等)指導をさせられた経歴がある。公教育の他、家庭教師・予備校講師・補習塾講師等、さまざまな形態の教師を経験。
現在は、これまで1000人以上の生徒を教えた経験と、母校での研究成果を実践すべく、当サイトのガイドを担当するほか、『聞く民法入門』等の法律教材を開発。
また、新百合ヶ丘、スカイプにて民法、小論文等の個人指導も行っている。



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